塾長挨拶

2代目塾長 田中 直樹
この度、青雲塾塾長を拝命し一言ご挨拶申し上げます。
日本経済ではGDPは上がっているといっても、可処分所得は年々下り、消費税増税を筆頭に、様々な消費に対し課税対象が驚くほど増えて生活を圧迫していくのは、火を見るよりも明らかです。
そんな状況下で若者はどのように未来に希望を持ち生きていけば良いのでしょうか。
現代社会はITの進歩により無数の情報を仕入れる事ができる反面、何が真実で正しいのかが解らず翻弄される時代になっています。
将来のために、何を学びどのようなスキルをつけるべきなのか、これも情報そのものに力があると思われがちです。
しかし、今役に立つであろう情報、資格、スキルは、AI技術の異次元の進歩により、
5年後には不必要になる事も稀な事例では無くなってきております。
IT分野AI技術は米国が独走しておりましたが、現在の技術競争では、中国がエリート大学から新卒で数千万円にも及ぶ高額な初任給を与えAI専門の人材確保に国家規模で動き、まもなく数年後に、その座を譲る事になると予測されています。
従って新しく身につけた技術、知識ももしかしたら数年後には不必要なものになっている事も充分にありえます。
その中で、長い人生を生き抜いていくには、いずれ使われなくなるものではなく、半永久的に価値があり普遍的な事柄を学び、身につけていく事こそが、
どの時代にも、どの業界においても勝てる人材となっていくのではないでしょうか。
それが『人間を知り人間を極める』事にあると考えます。
まず自身は、どの様な才能を持ち、何が苦手で何を人生に求めているのか。
それを知る事が始まりで、
それをどのようにして磨くべきなのか。
それが解った上で、人の扱い方、動かし方、受け入れ方などを、人間の根本的本質から学び鍛え上げていく事。
これに関しては、半永久的であり極めて普遍的で
AIに当分は取って代わられる事は無い、最も人間の価値を高める分野だと認識しております。
私自身も、先代の中西真彦の元で数年間、上記課題について研究し、秘書役として常にお伴しながら実学を学び、政治分野においても、各大臣クラス、幹事長、官房長官との政策議論に加わらせて頂き、この『人間を知り人間を極める』事が、どの分野でも応用が効き、使い方によっては人生を大きく飛躍させられるものである事を、実体験により確信しております。
世間で知られる成功哲学など私も一通りは知ってはいましたが、当塾の独走的哲学に出会い私個人としても会社も年々事業を拡大しており、自分が何者なのかも明確になり、仕事への挑戦、家庭への愛など、『バランスある人生』を見つけ、強い活力が湧き上がる思いです。
この極めて独走的な考え方に希少性を感じ、その経験を次の世代に伝え、身につけて頂くべく当塾を引き継いだ次第でございます。
先代が逝去されても尚、当塾に対し各政界、学界の先生方が無償でご講義に来てくださりご贔屓して下さるのは、
先代が生きてきた中での多大なる功績がそうさせているのだと感謝し、
無償で社会に貢献していく団体として、自分の代で絶やさない事は勿論、次の代に引き継ぐまでに、様々な実績を積み上げていく事をここに誓い、ご挨拶の言葉とさせて頂きます。
平成30年8月
